就職氷河期到来で就職に強い理系学部と資格系学部が人気。
10年入試を徹底分析!就職氷河期到来で就職に強い理系学部と資格系学部が人気
2月に、厚生労働省と文部科学省から、今年の大学の新規卒業者の就職内定率が発表された。前年同時期より6.3ポイント減の80.0%で、調査を開始した2000年以降、最低となった。長引く不況による影響が大きいと見られる。
文理別で就職内定率を見ると、文系が7.3ポイント減の78.7%であるのに対し、理系は1.9ポイント減の86.2%に留まった。やはり理系学部は不況時でも就職に強いことがわかる。さらに、国公立大の理系学部においては就職率が昨年より伸びている。
このような就職状況は、昨年度の入試で受験生の学部選びに大きな影響を与えた。理工系や生命科学系、農学系など、理系学部が昨年に続いて人気となった。また、さらに人気が集まっているのが資格系学部で、看護、医、栄養などの学部で志願者が増。また、就職の厳しい文系学部の中では国際・外国語、教育などの学部が人気だった。
私立大別の志願者すを見ると、芝浦工業大、東京電機大、金沢工業大、大阪工業大、広島工業大、福岡工業大など、工業系の大学で軒並み増加となった。
総合大学でも首都圏では法政大、日本大、東洋大など、関西圏では同志社大、近畿大、摂南大などが、理系学部で志願者を大きく増やした。
まだまだ不況が続きそうで、大卒者の就職氷河期も変わらない。そうなると、今年度入試においても、昨年度と同じような傾向になることは間違いないだろう。
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